主催挨拶
沖縄県知事 翁長 雄志 |
はいさい ぐすーよー ちゅーうがなびら。 (皆さまこんにちは。)第1回沖縄空手国際大会の開催に向けて、御挨拶を申し上げます。 沖縄を代表する文化である「沖縄空手」は、平和と守礼の心を重んずる沖縄の風土の中で育まれ、身体を鍛え、技を磨くだけでなく、自己の人格を高めることを目的とする武術として、今日まで継承されてきました。 先人から受け継ぎ、守り伝えられてきた空手は、今日では世界中で普及し、2020年東京オリンピックの正式種目に決定されています。沖縄県では、沖縄空手を保存・継承・発展させるとともに、「空手発祥の地・沖縄」を国内外に発信するシンボル施設として、「沖縄空手会館」を整備し、去る3月4日に共用開始しました。その沖縄空手会館を活用し、2018年8月に「第1回沖縄空手国際大会」を開催することを決定いたしました。本大会は、沖縄空手の愛好家が、空手発祥の地・沖縄に集結し、交流を深める場を創出するとともに先人たちが体系化し今日まで受け継がれてきた沖縄空手の技や精神性を今後も正しく保存・継承し、沖縄伝統空手及び古武術の更なる振興を図ることを目的としております。世界各国から多くの空手愛好家の皆様に御参加いただき、沖縄空手の真髄を学ぶとともに、正しく継承・発展させていただきますよう祈念し、ここに御案内申し上げます。
ぐすーよーぬ いめんしぇーるくとぅ う待ちそーいびん。
2017年(平成29年)3 月 |